焼き鳥の種類

≪焼き鳥の種類≫

焼き鳥にも様々なメニューがあり、その呼び方もお店によっていろいろある。

ここでは、一般的にあるやきとりメニューを部位ごとにご紹介します。

【鶏】

《せせり》首の肉で、ネック・小肉などとも呼ばれる。比較的脂がのっている。

《むね》そのまま胸の部分のおなじみの肉。肉質は柔らかくさっぱりとした食感。

《ささみ》むね肉の内側にある筋肉。普段使わない筋肉のため非常に柔らかく最も脂肪が少ない部位。

《手羽》手羽元、手羽中、手羽先の三つの部位がある。それぞれ味わいは異なるがコクのある味わい。

《そり》モモの付け根部分で、骨盤の窪みにはまっている肉。独特の弾力と風味がある。

《もも》そのままももの肉。内もも、外もも、すね肉でそれぞれ柔らかさや食感が違うが、コクと旨味があり王道の「ザ焼き鳥」が楽しめる。

《ぼんじり》ぼんぼちとも呼ばれる尾骨部分の肉。こってり脂がのってジューシーな味わい。

《ねぎま》肉の間にネギを挟んだ串焼き。もも肉が使われることが多くネギとの相性もバッチリ。

ねぎまの「ま」は、まぐろの「ま」で昔は肉ではなくマグロだったようだ。

《つくね》鶏肉をひき肉にし、串で焼いたもの。素材や形状のバリエーションは数多く個性的ものも多くある。

《皮》一般的には首の部分の皮がよく使われるが、部位ごとで違った味わいもある。カリカリ派とプヨプヨ派で分かれるところでもある。

《はつ》HEARTが語源で、鶏の心臓。内臓ではあるが比較的クセがなく、濃厚で独特の食感が特徴。

《砂肝》鶏の二つある胃袋の一つ。食べたものを磨り潰すために筋肉質で出来ており噛み応えとコクはあるがさっぱりしている。

《レバー》鶏の肝臓。鉄分が豊富で、他の動物同様に独特の風味とコク・甘みがあり柔らかい食感。

《なんこつ》胸骨の先にあるのがやげんなんこつで別名かっぱ。膝部分にあるのがひざなんこつで別名げんこつ。

《ちょうちん》未成熟欄の卵黄(きんかん)とそれに繋がってる卵巣や卵管(ひも)をひとつの串にしたもの。一羽一串の希少部位。

 

【豚】

《豚串》精肉を使った串焼き。豚バラやロースなどを使ったものが多く、地域によっては「やきとり」と言えばこの豚串を指すところもある。

《レバー》豚の肝臓。やわらかく旨みが凝縮されている人気の部位

《タン》豚の舌。舌の根本部分はタン元と呼ばれ脂がのってやわらかく、タン先に行くにつれ脂が少なくなりさっぱりとし歯ごたえが出てくる。

《ハツ》豚の心臓。筋繊維がしっかりしており独特の歯ごたえがあるがザックリ噛み切れる。味自体は比較的淡白。

《ガツ》豚の胃袋。弾力はあるがサクッと噛み切れる食感が特徴。比較的クセが少ないが旨みはしっかりある。

《シロ》豚の腸。一般的には大腸を指すが、直腸の大腸側を使うこともある。調理の仕方で脂の濃厚さが様々だがクセは比較的少ない。

《トントロ》首から肩のかけてのトロのような霜降り部分。脂は多いがサクサクした食感でしつこさは感じない。

《かしら》豚の頭部。こめかみや頬肉を使うことが多い。脂分が少なく噛みごたえがかなりある。赤身であっさりした味わい。

《ハラミ》豚の横隔膜。内臓とされているが、赤身肉と脂身が程よくミックスし柔らかくジューシーな味わい。

 

【ご当地やきとり】

全国各地には様々なご当地やきとりが存在している。

昔から定着し全国的にも有名なものから、町おこしとして小さな地域だけで定着してきているものまで全国で30以上あると言われている。

東京には、美唄・室蘭・福島・東松山・今治・長門・久留米のご当地やきとりを一か所で味わえる場所もあり、各地のご当地やきとりは全国的にも有名になっている。

 「やきとり」と言っても鶏肉ではなく豚肉をメインとした串焼きで有名なのは、室蘭やきとり・東松山やきとりなどがある。

 

 

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